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坐骨神経痛、足のしびれ改善例

今回は、両下肢の痛みとしびれにより、
食事も十分に取れないほど症状が強かった90代男性の症例をご紹介します。

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坐骨神経痛の症状と原因|しびれや痛みに対する最新治療 | 茨城県牛久市で鼠径ヘルニア・脱腸を日帰り手術で治療 医療法人社団 実正会太田医院

来院時の症状

90代男性の患者様で、
3日前から両下肢の痛みと下腿のしびれが出現し、
痛みのため食事も十分に摂れない状態で来院されました。
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主な症状は以下の通りです。

  • 動き始めに強い痛みがある
  • 夜間にふくらはぎの痛みで目が覚める
  • 両下腿にしびれがある

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まず血管の病気ではないかを確認

患者様は過去に末梢動脈疾患(血管の狭窄・閉塞)に対して血管を広げる治療を受けた既往がありました。
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そのため、まず血流障害による痛みの可能性を確認しました。

お話を伺うと、
1週間前に専門医を受診し、血流には特に問題ないことを確認済みとのことでした。

このため、今回は筋肉・関節・神経など運動器由来の痛みを中心に評価を行いました。
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身体を評価すると…

動作を確認すると、以下の特徴がみられました。

  • 胸椎から腰椎にかけての動きが低下している
  • 骨盤が後傾している
  • 股関節が外旋(いわゆる「がに股」)位になっている
  • 股関節を伸ばすと痛みが再現される
  • 臀部の筋肉を伸ばすと下肢へ放散する痛みが出現する

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(写真はイメージです。AIで生成)

これらの所見から、

  • 骨盤後傾による腰椎・股関節のアライメント変化
  • 臀部深層筋の緊張による坐骨神経周囲へのストレス
  • 股関節前面の軟部組織の柔軟性低下に伴う大腿神経の滑走性低下

などが複合的に関与し、両下肢の痛みやしびれにつながっている可能性が考えられました。
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なぜ痛みが出たのか?

加齢に伴い背骨や股関節の柔軟性は低下しやすくなります。

背骨が十分に伸びなくなると骨盤は後傾しやすくなり、歩幅も小さくなります。
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さらに股関節が外旋位で歩く癖が続くと、
お尻の筋肉に負担がかかり、
坐骨神経周囲の組織にもストレスが加わることがあります。
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また、歩幅が狭く股関節を十分に伸ばせない状態では、
大腿神経を含む神経組織の滑走性が低下し、
痛みやしびれが生じる一因になることも報告されています。
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この患者様も、こうした複数の要因が重なって症状が出現したと考えました。
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当院で行った施術

施術では、

  • 胸椎・腰椎周囲の筋緊張を改善
  • 背骨が動きやすくなるストレッチ
  • 臀部筋群の緊張緩和
  • 鼠径部周囲の筋肉へのアプローチ
  • 股関節の可動域改善とストレッチ

を中心に行いました。
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神経そのものを治療するのではなく、
神経が通る周囲組織の柔軟性や関節の動きを改善し、神経への機械的ストレスを軽減することを目的として施術を進めました。
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施術後の経過

3回の施術後には、

  • 下肢の痛みが大幅に軽減
  • 夜間痛が改善
  • 食事も問題なく摂れるようになった

との嬉しいご報告をいただきました。

自転車の漕ぎ始め、歩き始めに太ももの前面に痛みがでるので
股関節の可動改善と鼠径部周囲の筋緊張を取って行く必要があります。
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もちろん、
高齢者の下肢痛は血管障害や脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなど重篤な疾患が隠れている場合もあります。
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そのため、当院では初回にしっかり評価を行い、必要に応じて医療機関への受診を優先しています。

まとめ

高齢者の足の痛みやしびれは、
「年齢のせい」と片付けられるものではありません。
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血管や神経、筋肉、関節など複数の要因が関係していることも多く、適切な評価が改善への第一歩となります。
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「歩き始めが痛い」
「夜になると足が痛む」
「足のしびれが続く」
といった症状でお困りの方は、一度ご相談ください。

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2026.07.29

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