お腹の冷え【下痢】【便秘】の鍼灸

日に日に、気温が下がり肌寒く感じる日が増えてきました。

冷えが手足から伝わり、腰やお腹が冷える事もあります。

腰やお腹の冷えは腰痛になりやすく、胃腸の調子も崩れる方もいます。

病院で検査しても、異常はなく

薬を飲むのも抵抗があったり、飲んでもイマイチ効いてる感じがない場合は、

鍼治療で解決するかもしれません。

胃の調子が悪い、、、、

そんな方へ当院の治療をご紹介します。

まず胃というのは、誰もが知っている食事をした物が入る所。

それを消化し、吸収しやすい形にして次の臓器に送るという働きがあります。

胃の働きが悪くなると、食べる事が出来なくなり

身体を動かす栄養素が得られない為に、

倦怠感や脱力感を感じてしまいます。

また、消化物を次の臓器に送る事ができなくなり便秘になったり、

うまく吸収できずに下痢になったりという事もあります。

胃の働きを良くするには、ツボ（経穴）に鍼をしていきます。

内臓には「藏」と「腑」に分れて、

中空性の消化物が通る物を「腑」といわれます。

胃はこの「腑」の臓器にあたります。

その「腑」の臓器を治療する時に使う配穴方法（どのツボを組み合わせるか）は

「募合配穴」を使います。

ツボには種類があり、

「原穴」、「郄穴」、「兪穴」、「募穴」、「合穴」

と呼ばれる物があります。

その募穴と合穴を組み合わせることでよりツボの効果を高める事が出来ます。

胃の募穴は「中脘」、

合穴は「足三里」

そこに鍼をおこない、

鍼の根元にお灸をつける事で、ツボを鍼で刺激し温めていきます。

今回は、それに「天枢」と「陰稜泉」というツボを加えています。

反応が早い方であれば、治療中に胃が動いて、お腹がグルグル鳴るのが聞こえます。

鍼灸治療は、体質改善を目的い行なうので

1回の治療で終わりと言うわけにはいかないですが、

長期的に薬を飲み続けたりとか、原因不明の不調を改善していくことは可能です。

鍼灸治療を受けてみたいという方は是非、ご相談ください。