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骨盤の歪みが引き起こす体調不良

 

肩こり、腰・膝の痛み、猫背、生理痛などの悩みは、骨盤の歪みが原因で起きている可能性があります。

今回は、骨盤の歪みが引き起こす体調不良ついてご紹介します。

 

 

骨盤とは

骨盤とはひとつの骨を指しているわけではなく、

尾骨、仙骨と2つの寛骨という、計4つの骨が組み合わさったもののことを言います。

この4つの骨は周囲にある筋肉とじん帯で支えられており、

上半身と下半身をつなぐ、腸、子宮、精巣、膀胱といった臓器を守る、

姿勢を保つ、といった重要な役割を果たしているのです。

 

 

骨盤が歪む原因

筋肉やじん帯で支えられているはずの骨盤はなぜ歪んでしまうのでしょうか。

骨盤を支える筋肉には、大腰筋、腸腰筋、骨盤底筋群などがあり、

これらの筋肉は長時間同じ姿勢で過ごしたり、偏った動作をしていたりすると、

その位置で固まりやすくなってしまいます。

そして、固まった筋肉に引っぱられて骨盤の歪みが生じます。

特に子宮や直腸、膀胱を支えている骨盤底筋群は、偏った動作によって緩むことが多いとされているのです。

また、運動不足が続くと、骨盤を支える筋肉の力が低下し、

骨盤を支えきれず歪みにつながることもあるのです。

 

 

骨盤の歪みは体の不調につながる!?

骨盤の歪みは体にさまざまな影響を及ぼすおそれがあるので注意が必要です。

骨盤が歪むことによって起こりやすいとされる体の不調がいくつかあります。


肩こり、腰・膝の痛み

骨盤が歪んで体のバランスが崩れると、

それを補おうとして特定の箇所に負荷がかかり、筋肉のこりや痛みが生じやすくなってしまいます。

腰痛や肩こりの他、骨盤が歪むことで左右の脚の長さに差異が生じると、

片方の脚に負荷がかかって膝の痛みの原因になるのです。

また、肩こりの悪化によって頭痛が引き起こされるなど、

骨盤の歪みとはあまり関係のないような症状が引き起こされることもあります。


姿勢の悪化、猫背

加齢や運動不足などで腸腰筋(ちょうようきん)という骨盤周りにある筋肉が衰えると、骨盤は後ろへ傾きます。

骨盤が後ろへ傾くと猫背になりやすく、姿勢の悪化につながってしまうのです。

猫背は見た目の問題だけでなく、血行不良を引き起こして肩こりや片頭痛などの原因にもなるので注意が必要です。


生理痛

骨盤の歪みは、生理痛悪化の要因となる可能性があります。

骨盤が歪むことで骨盤内にある子宮の血行が悪くなることが原因と考えられます。

子宮は筋肉でできており、収縮を繰り返すことで経血を排出するため、

子宮への血行が悪くなると子宮が収縮しにくくなります。

経血を排出するためにより強い収縮が生じるため、生理痛が酷くなります。

 


骨盤の歪みを生むNG習慣

普段の何気ない行為が骨盤を歪ませ、体の不調につながっている可能性があります。

 

足を組んで座る

足を組むと、骨盤や背骨の片側のみに負担がかかり、歪みの原因になってしまいます。

また、血流を悪化させてむくみの原因にもなることもあります。

 

椅子の背にもたれ、足を前へ投げ出す

骨盤が後ろに傾いた状態となり、

長時間この姿勢を取ることで、骨盤の歪みを生むだけでなく腰痛にも繋がるので気をつけましょう。


片方の足に体重をかけて立つ

これが習慣化すると、体の片方のみに負担がかかり骨盤が歪む原因となるので注意しましょう。

 

ハイヒールを頻繁に履く

ハイヒールでの歩行は正しい体重移動がしにくいため、猫背や骨盤を歪ませる原因となってしまいます。

また、サイズの合わない靴も不自然な歩き方を招き、骨盤の歪みの原因になります。

腰痛や肩こりの原因にもなります。

 

内股歩き・ガニ股歩き

内股歩きは骨盤を横に広げ、ガニ股歩きは骨盤が後傾しやすくなると言われています。

 

 

 

今回は、骨盤の歪みが引き起こす体調不良についてご紹介しました。

上半身と下半身をつなぐ骨盤は、体の要ともいわれる大切な場所です。

座り方や立ち方、歩き方といった普段の行動を見直しましょう。

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2020.05.08

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