舞茸の嬉しい効能
10月に入り、朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。
そろそろ、汁物が恋しくなる季節です。
我が家では、舞茸が入った味噌汁がよく食卓に並びます。
ですので、私はよく舞茸を食べています。
舞茸は独特の食感がありますが、効能はどんなものが
あるのかご存じでしょうか。
平安時代から舞茸は健康維持や治療に効果があると言われてきました。
今でも漢方薬に利用されるほど免疫力を高める栄養素が多く含まれています。
特に、ビタミンB1、B2、ビタミンD、食物繊維、
ミネラルが豊富に含まれています。
ビタミンB1・・
糖質を分解してエネルギーに代える。
ストレスや疲労を除去する
ビタミンB2・・
老化予防に効果的
ビタミンD・・
体の生理機能を調節し心を安定する
カルシウムを吸収する
食物繊維・・
善玉菌のビフィズス菌を増やす
腸内環境を整え、便通を良くする
糖質の吸収を和らげ、急激な血糖値上昇を抑える
水分を吸収して腸壁を刺激し、腸の動きを活発にする
老廃物を体の外へ排出させる
さらに、β-グルカンという栄養素を含んでいます。
このβ-グルカンは、ウイルスや細菌に対して抵抗力を発揮します。
体内で免疫機能をつかさどる細胞に働きかけ活性化させます。
このように、ウィルスに免疫をつくる食材としても、注目されています。
特にこのβ-グルカンから抽出される
MD-フラクション、MX-フラクションは
キノコ類でも唯一舞茸にだけある成分です。
これらは、血管系の生活習慣の予防に効果がある
と言われています。
そして、がんに対する効果が注目されています。
がん患者3,000人が舞茸を食べた結果、
特に進行の遅いがんに効果があると発表されています。
マウス実験でも、がんに対する抵抗力が、
エリンギ48.2%、シイタケ77.8%、
舞茸は88.9%もありました。
ちなみに、できるだけ空腹時に食べると
より効果的だそうですよ。
舞茸の保存は冷蔵庫で約1週間~10日ほど、
冷凍する場合は、洗わずに冷凍庫に入れましょう。
では、その食し方ですが、調理方法はとても肝心です。
大事な栄養素が逃げないように、工夫しましょう。
舞茸の成分には水に溶けやすい性質のものがありますので、
水洗いはせずに調理することが大事です。
舞茸を調理すると、黒いだしが出ますよね。
舞茸は高温に弱いため有効成分が逃げてしまいます。
調理時間はできるだけ短時間で済ませましょう。
煮汁が出た時は、その汁も一緒に食べるといいですね。
調理方法の例としては、舞茸ご飯はいかがでしょうか。
舞茸のおいしさをすべていただくことが出来ますよね。
さらには舞茸の天ぷらもおいしくいただけます。
さらに、ステーキと一緒に炒めると、
舞茸に含まれるたんぱく質分解酵素で、
お肉も柔らかくなって、一石二鳥です。
しかし、体にいいからと言って食べ過ぎると
過剰に免疫反応が出ることがあるので注意しましょう。
一日30g~50gの摂取量を守りましょう。
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2021.10.08