甘酒の効果!!
甘酒と聞くと皆様どんなイメージがありますか?
初詣の時に出店で買ってお参りの行列で身体を冷やさないように飲む
少なくとも私のイメージではそんな感じです。
そんな甘酒ですが、意外にも身体に良い事がたくさんあります。
飲む点滴とも言われているそうですが、
今回はその効果と効能をご紹介します。
まず甘酒には2種類あり、
酒粕からつくられるものと、米麹からつくられるものがあります。
酒粕からつくられる甘酒にはアルコールが入るものもあり、
米麹からつくられる甘酒は、ノンアルコールなので
お子様や妊娠中の女性でも安心して飲めるものです。
私自身あまり飲むことがないので、
すべてアルコール入りだと思ってました。
では、甘酒の効果をご紹介します。
【脂肪を分解してくれるので肥満予防になる】
甘酒にはリパーゼとブドウ糖という物質が含まれています。
リパーゼという酵素が、脂肪を分解してくれます。
さらにブドウ糖には、
消化を助け血糖値をあげる働きがありますので、
満腹中枢が刺激され、少量の甘酒で満腹感を感じ食べ過ぎを防いでくれるのです。
【ストレス耐性を上げ、血圧を下げる効果】
甘酒には、GABAというアミノ酸があります。
GABAとはガンマアミノ酪酸といって
脳や脊髄で精神を安定させる抑制性の神経伝達物質です。
興奮性の交感神経の働きを抑制して、
抑制剤の副交感神経を刺激し
興奮した神経を落ち着かせて精神をリラックスさせる働きがあります。
また、腎臓の働きを活発にして利尿作用を促し血圧を下げる働きがあります。
【便秘を予防・解消する効果】
甘酒の中には、食物繊維とオリゴ糖もたくさん含まれています。
食物繊維とオリゴ糖は腸内の善玉菌を増やしてくれ、
腸内環境を整えます。
さらに甘酒に含まれる不溶性の食物繊維が、
腸を刺激することで排便を促進するはたらきもあります。
【美肌効果】
甘酒には、ビタミンB2やB6、ナイアシンなどの
ビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は、たんぱく質の代謝を助けてくれます。
皮膚や粘膜をつくる成分の多くは、たんぱく質で作られているので、
たんぱく質の代謝をよくすることで、肌の老廃物を取り除き、
元気な肌にしてくれるのです。
これだけ体に良いものであれば、習慣づけて摂取したいですね!
でも温めすぎは禁物です。
せっかくたくさん含まれている酵素たちが温めすぎると逃げてしまいます。
飲むときは人肌程度に温めて飲みましょう。
そして、もし毎日飲むのであれば、是非朝に飲みましょう。
短時間でエネルギー補充が可能が出来ますし、
ブドウ糖の働きで身体が活性化されます。
ただしなんでも摂りすぎはやめましょう!
これだけ栄養価が高いものなので、カロリーも高めです。
ブドウ糖も含まれていますので、
摂りすぎは返って太る原因になってしまいます。
適量を上手に取り入れることで、効果を存分に吸収できます。
これから来る本格的な冬は、温かい甘酒で、
肥満予防も美肌も手に入れて便秘いらずの体で過ごしましょう!
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2021.11.03