更年期障害の解消！！

女性は50歳ごろに閉経を迎える事が多いようです。

閉経を挟んだ前後5年を合わせた10年間を、一般的に更年期と読んでいます。

更年期になるとホルモンバランスが崩れるという話は

聞いたことがあるのではないでしょうか？

まずは、ホルモンについて解説します。

私たち、人間は脳からの指令であらゆる事を行います。

脳からの指令は主に神経が働きます。

神経は電気信号で伝わるので、

非常に早く伝わり反応が素早く起こることができます。

例えるなら、熱いものを触った時に瞬時に離そうとする。

早く離さないと火傷をしてしまいますよね？！

これに対して、ホルモンというのは血液中に分泌されます。

ですので、反応は神経の伝達ほど早くありません。

そしてホルモンは特定の臓器に働きかけます。

例えるなら、物を食べる時に、

口に入れて噛んでる最中に消化管ホルモンが分泌し

胃の消化液を分泌するように働きかけます。

神経とは違い、ゆっくりとした反応になります。

この神経とホルモンによって、身体の至る部分の調整が行われています。

更年期を迎えると、

卵巣機能が低下し、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が減少します。

脳がエストロゲンを分泌せよ！

とのシグナルに卵巣からのホルモン分泌はなく、

脳は混乱状態になり、

自律神経が過敏になり調節機能などに乱れが生じます。

それに伴ってホルモンバランスが崩れ、

身体に様々な変化を起こします。

主な症状は、

のぼせやほてり、冷え、発汗などホットフラッシュとよばれる症状や

憂鬱感やイライラ、不眠などの精神的な症状がみられることもあります。

更年期に減ってしまう女性ホルモンの分泌を促すのに、筋トレが役立つそうです。

筋トレによって、血行が良くなり、

脳や生殖器官なども活性化するため、

女性ホルモンのバランスを整える効果が期待できます。

規則正しい生活、

栄養バランスのとれた食事、

ストレス解消もホルモンバランスの維持には大事なのでお忘れなく。

更年期の筋トレに期待できる効果

・筋トレでストレス解消

筋トレをすると、ストレス発散になり、

汗をかくと気分がリフレッシュできます。

さらに、幸せホルモンとよばれるセロトニンが分泌されます。

自律神経が整うと、更年期の辛い症状を緩和してくれます。

・筋トレでアンチエイジング

筋トレをすると、筋繊維が壊れその後修復され筋肉が大きくなります。

筋肉が大きくなるには成長ホルモンが重要な役割を果たします。

この成長ホルモンにはアンチエイジングの効果があり、若々しい肌を保ちます。

・筋トレで睡眠の質が高まる

筋トレによってアデノシンという睡眠物質が作られ、

眠気を誘発するため寝付きが良くなります。

筋トレ後、睡眠中の体温が上昇し深い眠りを誘発させ

、筋トレによる心拍数の増加が鎮静作用のある副交感神経を過発にします。

さらに、筋トレは不安を解消する為、

脳由来の神経栄養要因が増加し睡眠の質を改善します。

更年期の方でも筋トレは効果的です。

しかし、更年期でしんどい時は良いと分かっていても

なかなかやる気にならないですよね！？

そんな時は無理をしないで、

少し症状が治まってから始めるのが良いでしょう！！

身体を動かすには最適の季節です。

更年期の症状でお悩みの方、

ご相談ください。