ランニングによる膝の痛み
さて、前回の記事で当院のスタッフ石野がマラソンを始めたと宣言しました。
実を言うと私、福本も3年ぶりにマラソンで出場する為に現在トレーニング中です。
先週は神戸マラソンが開催され、毎週どこかでマラソン大会が開催されるシーズンになりました。
走るのが趣味で自分の限界に挑戦する人、
マイペースで雰囲気を楽しむ人、
興味本位で応募だけしてしまった人、
マラソンに参加する動機は様々です。
フルマラソンは42.195kmです。
これだけの距離を走るには、体力、筋力、心肺機能を上げていく必要があります。
走り慣れていない方がいきなり走ってしまうと膝、足首、股関節などを痛めてしまいます。
私自身も3年前は必ずどこかに痛みがでて満足に練習できない時がありました。
今回は痛みが出やすいポイントをお伝えしていきます。
1番多いお悩みは膝の痛みです。
膝の痛みの原因は、
着地時の膝の向き、ハムストリングス、ふくらはぎの筋力と柔軟性に問題があると起ります。
ランナー膝、膝蓋靱帯炎、鵞足炎(がそくえん)、膝蓋下脂肪体炎などがあります。
着地時の膝の向きが外側を向く方は、膝の外側に痛みがでるランナー膝(腸脛靱帯炎)になりやすく、
内側を向いている方は、膝の内側に痛みがでる鵞足炎(がそくえん)になりやすいです。
また、お皿(膝蓋骨)の下側の痛みはハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)の柔軟性が低下し、
大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が弱い方は骨盤が後傾してしまいます。
重心が後ろに下がり膝蓋大腿関節に負荷がかかるので膝蓋靱帯炎や膝蓋下脂肪体炎になっている可能性があります。
このような痛みがあるときは、長距離の練習は厳禁で、短い距離でランニングフォームを作っていくのが良いでしょう。
また、下半身の筋トレやストレッチも重要です。
筋肉が緊張したままになるとその筋肉が付着している腱に負担がかかり痛みとなります。
ストレッチをすることで筋肉の緊張をとり腱にかかる負担を取るようにしましょう。
また、スクワットやランジ、カーフレイズで膝回りの筋力をつける事で接地のさいに膝をぶれなくすることも必要です。
当院では痛みの治療だけでなく、トレーニング機器を使ったパーソナルトレーニングも行なっています。
お悩みの方は是非ご相談ください。
姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。
院名:ふくもと鍼灸整骨院
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施術内容:鍼灸治療 / 自費治療 / パーソナルトレーニング「ふくトレ」 / 保険治療
2023.11.23