サッカーでの股関節の痛み
30代 男性
右股関節の痛みを訴えて来院されました。
今回の痛みは1週間前からで
サッカーをしている際に、
無理に足を伸ばしてボールを蹴ろうとした時に痛めたそうです。
以前から慢性的な痛みも両方の股関節にあったそうで
1週間前の練習でさらに痛みが悪化したようです。
股関節の可動域は内旋、内転方向が硬く、
その際に股関節につまった感じがあります。
患部に腫れや圧痛はありません。
骨盤の歪みは後傾して
下肢は外転、外旋偏位となっています。
つまり
腰は丸くなり外股(がりまた)気味になっているということです。
サッカーをされている方はこのような歪みが多くなります。
サッカーでは、パスやシュート、トラップの際に
主に足のインサイドをよく使います。
インサイドを使うには股関節外転、外旋、屈曲という動きになります。
練習後のストレッチをされていない場合、
外転、外旋、屈曲の時に働く筋肉が硬くなり
日常でもその癖がでて歪みがでてしまいます。
この状態が長く続くと膝にまで痛みが出てくる場合がありますが
今回は膝の痛みまでは出てきていません。
治療は股関節の屈曲、外転、外旋を主に行う
腸腰筋の緊張を取って行きます。
そして、臀部(お尻)にある
外旋筋群(上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、梨状筋、大腿方形筋)
大殿筋の緊張を取ります。
筋肉の緊張がとれたら、
骨盤の歪みと股関節の外旋偏位をストレッチで矯正していきます。
その後、ご本人のご希望もあり鍼治療も行いました。
治療後に股関節の内転内旋ストレッチをしたところ
詰まった感じが取れていましたので
1回の治療で終わり、サッカーで痛みがあるようなら、
もう一度治療を行う事にしました。
社会人になって、好きなスポーツをする場合は
そのスポーツの練習しか行わない為に
筋肉の発達に偏りが生じていきます。
その結果、痛みや怪我に繋がる事が多いです。
怪我の予防に筋トレやストレッチがオススメです。
バランスの取れた筋肉をつける事で、
パフォーマンスアップはもちろん、怪我も防げます。
当院ではパーソナルトレーニングも行っていますので
是非ご相談ください。
姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。
院名:ふくもと鍼灸整骨院
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2020.03.10