インナーマッスルとはどこ?鍛え方は?!
インナーマッスルという言葉はよく聞きますね。
「バランスが取れないのでインナーマッスルを鍛えたい」
とか
「腰が痛くなるからインナーマッスルを鍛えたい」
と言われることがあります。
インナーマッスルとは何かというと
名前の通り、内側にある筋肉という事ですが、
一番の働きは関節の動きをスムーズにする事です。
関節面をぴったり密着させて関節が動く時に、
グラつかないようにする役目です。
代表的な物でいうと
肩関節のインナーマッスルは、
棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋の四つがあり
これらをまとめてローテーターカフといいます。
肩関節は関節の中で、一番可動域が広いです。
可動域が広いということは、骨と骨の関節面が緩いということになります。
このままだと、動かす度に関節が外れます。
しかし、肩関節にはローテーターカフがあることにより
動かす方向に応じて関節面をしっかり密着させて、
関節が外れないように、動かす事ができます。
ですので、肩を動かす機会がなく筋肉が低下すると
五十肩や四十肩のように腕が挙らなくなってくるのです。
すべての関節にインナーマッスルはありますが
その中でも重要な場所は
肩、背骨、股関節、足関節
の4つです。
足首のインナーマッスルが弱いと
荷重をかけた時に重心が安定せずにふらつきます。
股関節が弱いと
足に荷重をかけた際に、上半身が支えられず、膝に負担がかかります。
背骨が弱いと
上半身を真っ直ぐに保つ事が出来ず
姿勢が悪くなったり、腰痛の原因にもなります。
ではそれらのインナーマッスルを鍛えるには・・・
正しいフォームで筋トレを行うという事です。
「えっ?なにか特別な方法じゃないの?」
と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
そんな特別な方法はありません。
まずはしっかりと正しいフォームで筋トレを行う
フォームが正しく出来てくれば、
それをゆ~っくり行う。
これで十分インナーマッスルに効いていきます。
なにか、競技をしていて、
さらにインナーマッスルを強化したい場合は
不安定な状態で行うとさらに鍛える事ができます。
片足で行うブルガリアンスクワットや
手だけで身体を持ち上げる懸垂、逆立ち
バランスボールに足を乗せて腕立て伏せなど
不安定な状態になることで、
力をうまく伝えるためにインナーマッスルがよく働くようになります。
また不安定な状態では、
ふらつきを抑えるためにトレーニング時に使われる筋肉量が増えます。
その為、消費するエネルギーが増えるのでダイエットにも良いでしょう。
競技によって強化するポイントや使い方が違いますので
アスリートの方や趣味でスポーツをされている方
パフォーマンスの向上する為に
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施術内容:鍼灸治療 / 自費治療 / パーソナルトレーニング「ふくトレ」 / 保険治療
2021.09.16