これから頻発する交通事故に気を付けよう

９月に入り、秋が近づいてまいりました。

まだまだ残暑は厳しいですが、朝晩は涼しくなり、

日没が早くなりましたね。

８月に比べると、９月では３６分、１０月では１時間１８分、

日没の時間が早くなります。

日没が早くなることで、

薄暗くなり、見えにくくなります。

夕暮れ時から人や車の動きが増えますので、

ますます死亡事故や重傷事故が増加します。

実際５月～８月に比べて９月～１２月の交通事故の方が

約３倍増えるそうです。

事故で多いのが道路を横断中や高齢者の事故だそうです。

ハンドルを握るドライバーの皆様、自転車に乗る皆さま、

誰でも加害者、被害者になりうるので、十分注意しましょう。

交通事故に遭われた方で、

その時は痛くなかったからと、

特に病院にもいかずに過ごしていると

後々、首のあたりが痛み出したんだよね、

という話を聞くことがあります。

そして、事故直後にすぐに病院に行きレントゲンをとっても

異常がなかったのに痛み出したという話もあります。

実は、事故直後にレントゲンを撮っても、

レントゲン撮影では骨や筋肉にダメージがあったとしても、

画像には現れません。

そもそもレントゲンというのは、骨の異常を見つける物なので

骨折や軟骨の損傷しか判断できないのです。

交通事故で首を痛めてしまい、数日経過すると、

今度は腰や背中が痛むこともあります。

その原因は、事故の衝撃で首を過伸展、過屈曲した時に、

脊柱起立筋という背中や腰までつながっている筋肉が

ダメージを受けてしまう為です。

頭は5㎏ほどあり、当たり前ですが身体の一番上にあります。

ですので、身体に起こった衝撃により頭が前後左右に振られやすく、

しかも重たい為に広範囲の筋肉を損傷してしまいます。

さらにこの筋肉に付着している腰椎や骨盤などにも

影響が出ることで痛みやしびれが起こるのです。

こうした痛みと付き合うことは、

日常生活にかなり支障をきたし、精神的にもつらいです。

当院では、交通事故のケガについても

ご相談を受け付けております。

事故を起こしてしまった方、事故に遭遇した方、

どちらにしても事故の衝撃を必ず体は受けております。

放っておかずに、軽症だから無傷だから大丈夫と

自分で判断しないで、まず事故直後は医療機関に行き、

精密な検査を受けましょう。

そして、体に違和感があると感じれば一度ご来院ください。

出来るだけ早く、元の生活に戻れるようにサポートいたします。