ストレートネックがもたらす症状①
ストレートネックは、近年ではメディアで取り上げられることも多くなっており、
現代に生きる私たちと密接な関係を持っているのです。
このストレートネックは、首に負担がかかって起きる症状で、
年々、増加傾向にあり、悩んでいる方が多くなっています。
ストレートネックになると、頭を前方に突き出したような姿勢になるため、
頭の重心が椎骨(頸椎~腰椎)の上からずれてしまいます。
すると、スマホを見ているときだけではなく、
普段から首や肩の筋肉に負担がかかることになってより疲れやすくなり、調を招きやすくなります!
一見大したことではないと思われがちですが、実は見逃すことの出来ない深刻な症状なのです。
首は頭を支える働きの他に、体と脳の神経を繋ぐ役割を持っており、重要な器官と言えます!
普段ほとんど意識しない首ですが、私たちが生きていく上で重要な器官となるので、この際に見直してみましょう。
今回は、ストレートネックがもたらす症状とについてご紹介します。
20代~30代の女性に増加傾向にある
ストレートネックとは、首にある頚椎の前湾角度が30度以下の、首がまっすぐな状態の症状のことを指しており、
正常な首は頚椎の前湾角度が30~40度となります。
カーブを描いているのが特徴となり、重さのある頭をバランスよく支えています!
人間の頭の重さは5kg~8kgもあり、首は効率的に重みを逃がし支えているのです。
本来、首の骨(頸椎)は前方に膨らんだゆるいカーブを描いており、
これに胸椎、腰椎がつながっていますが、胸椎は逆に後方に膨らみ、その下に続く腰椎はまた前方に膨らんでいます。
つまり、首から腰までの一連の骨がくねくねとS字を描くことで、
バネのような役割を果たし、重い頭を支えているのです!
このカーブが崩れると身体の一部に負担がかかり、さまざまな不調を引き起こします。
また、衝撃などから頭を守る役割もあり、正常であるカーブになっていることがとても重要なのです。
しかし、ストレートネックの場合は首がまっすぐとなっているため、
頭の重さを支える首への負担が大きくなってしまうのです。
頭を傾ける角度が大きければ大きいほど、首はその重さに耐える必要があります。
この状態が続くことで、体のあちこちに支障をきたすのです。
昔はストレートネックと言えば老化が原因で発症することがほとんどでしたが、
近年では女性、主に20代から30代に増加傾向が見られています。
その理由として、首は大半が筋肉から出来ていますが、
女性の方が男性に比べて筋肉が少ないため、なる確率が高くなると言われています。
とはいえ、ストレートネックは誰しもがなる可能性があるため、注意が必要です。
ストレートネックの主な原因
ストレートネックになってしまう原因には主に3つです。
1つ目は現代の生活の上で欠かすことの出来ないPCを使ったデスクワーク、
2つ目は近年のスマートフォンの普及によるスマートフォンの使用、
これらからわかるように、下を向いて作業をすることが増えてきたことによる原因が挙げられます!
また、上記の2つ以外に、3つ目として、
悪い姿勢のまま長時間過ごすことによってもストレートネックになってしまう恐れがあるのです。
これらの3つはストレートネックという症状の他に、猫背になっているという共通の特徴があります。
その他に、バレエやダンスなどが原因で首がまっすぐになってしまうこともあります。
こちらは、メディア等で紹介されている現代の生活習慣が原因のものとは異なりますが、
ストレートネックの定義に当てはまるものとなります。
このタイプは、首の他にも背骨がまっすぐになっているため、姿勢が良く、猫背になっていないのが特徴です。
事故やスポーツによって頭部や首が衝撃を受けてまっすぐになってしまうことや、
老化や加齢によっても発症することもあります。
つまり、私たちにとってストレートネックは他人事ではないものであり、いつ症状が現われてもおかしくないのです!
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2020.08.14