ピーマンの栄養素
子供がキライな野菜の代表選手と言えば、ピーマン!
独特の苦みと青臭さが苦手という方も多いのではないでしょうか?
実は私、福本も苦手です(T_T)
ピーマンは唐辛子の仲間で、
唐辛子には辛味成分カプサイシンを含み、
ピーマンはカプサイシンを含みません。
また、パプリカとの違いは、
いつ収穫するかで、ピーマンになるかパプリカになるかが分かれます。
開花後30日程で緑色の熟す前に収穫できるのがピーマン。
ピーマンの改良品種で、開花後60日後に色がついて熟してから収穫したものがパプリカになるそうです。
ちなみに、ピーマンを育てているときにずっと放置していると、パプリカみたいに赤や黄色になります。
このピーマンを完熟ピーマンとして売っていることもあります。
いつものピーマンよりも苦みが少なく甘味が増して子供も食べやすいようです。
子供がよけていると残さずに食べるようには促すけれども、
どんな栄養素を含んでいるのかは知らない方も多いのではないでしょうか?
私の様に大人なっても苦手な方でも栄養素を知れば食べれる様になるかも・・・
栄養素としては、ビタミンC、ビタミンP、βカロテン、ビタミンE、食物繊維。
それに、ピラジン、クエルシトリンという成分を含んでいます。
・夏の日焼け対策に効果的
ピーマンには豊富なビタミンCが含まれており、
なんと、レモン1つ分のビタミンCを含んでいます。
レモン1つは酸っぱくて食べられませんが、
ピーマン一個なら食べやすいですよね!
ビタミンCは、熱に弱いと言われていますが、
ピーマンに含まれるビタミンCは、加熱してもほとんど壊れません。
酸化を防ぐ効果があると言われているビタミンPが加熱による酸化から守ってくれています。
さらに、果肉がしっかりしていて、
厚みがあるので、ビタミンCの成分を守ったまま摂取することができます。
ビタミンCの効果で、皮膚や粘膜の健康をまもり、
メラニン色素を分解する働きがあるため、夏の日焼け対策に有効です。
さらに強い抗酸化作用で動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぐ効果があります。
・免疫力を高め、がん予防にも効果的
ピーマンに多く含まれている栄養素には、βカロテンがあります。
βカロテンは、体内でビタミンAになり、
目の疲れを癒したり、
粘膜を正常に保つ働きにより、
ウイルスの侵入を抑えたりします。
抗酸化作用があり、がん予防にも効果があると言われています。
・血行をよくする
毛細血管を広げて、血流を良くし、
肩こりや冷え症、腰痛対策に役立ちます。
また、美のビタミンとよばれるビタミンEも豊富に含まれています。
紫外線から肌を守る効果があり、お肌の調子を整えることができます。
ピーマンのワタや種に含まれるピーマン特有の香り成分ピラジンには、
血行促進効果があり、血栓を予防し血液サラサラにする効果が期待されています。
この効果により、冷え性の方や、頭皮の血行も良くなるので薄毛にも効果があると言われています。
ピーマンの苦みの原因である成分クエルシトリンには、
血管を強くする作用があり、
血圧の上昇を抑制する効果があり、
さらに便を柔らかくすることで便秘改善が期待できます。
このクエルシトリンという成分を取り除くことで、
子供でも食べやすい子供ピーマンという種類のピーマンが出ているので、
ピーマン嫌いの子供には、食べやすいピーマンから挑戦してみるのもいいかもしれません。
美味しいピーマンの見分け方
・ヘタの周りの肩が張っていて逆三角の形をしているもの
・淡い緑色をしているもの
・切って見ないとわかりませんが、ヘタの下に種がしっかりついているもの
チンジャオロースや、酢豚、ナポリタン、ピーマンの肉詰めや、ツナと合わせた無限ピーマンなど、美味しいメニューがたくさんあるピーマン。
夏が一番美味しい季節になるので、美味しく食べて健康になりましょう。
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2021.06.07