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骨盤の傾きと筋肉

今回は、骨盤の傾きと筋肉の重要性についてお伝えしていきます。

誰もが一度は経験しているの腰の痛み。

痛みの原因は様々ですが、

1番多いのは筋力低下と骨盤の傾きが原因です。

以前もお伝えしましたが、骨盤は軽度前傾しているのが1番良い状態です。

軽度前傾とはどれぐらいかというと・・・・

大腰筋とジャンプと私 - No Jump No Dunk

指標となるのが、上前腸骨棘と上後腸骨棘の間が指2本分ある事です。

簡単に言うと骨盤の前の1番飛び出ている骨と腰の少し下でベルトをするとあたる骨の間の事です。

3本以上の幅があれば過度前傾になり2本未満は後傾となります。

まずは立った状態でこの傾きになっていない場合は、慢性的な腰の痛みになりやすいです。

 

立った状態で軽度前傾している方でも、

負荷が加わった際に過度に前傾したり後傾したりする人は筋力が低下している状態です。

骨盤の前傾を作るのが

腸腰筋、多裂筋、中殿筋、小殿筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋など

骨盤の後傾を作るのが

腹筋、大殿筋、ハムストリングス、大内転筋など

があります。

この前傾を作る筋肉と後傾を作る筋肉が互いに拮抗し合うことで、

骨盤が過度に傾かないように調整しています。

 

腰に痛みが出やすい方は、このどちらかが弱くなっていたり、

どちらかが緊張して硬くなっている方が多いです。

 

 

筋肉で一番大事なのが、収縮と弛緩を繰り返し行なうことです。

普段使わない筋肉は収縮が少なく筋力低下になり

使う筋肉は収縮したまま弛緩される事がなく、過緊張となります。

 

例えば、骨盤を前傾する筋肉が過緊張になり、骨盤後傾をする筋肉が弱くなっていると

重たいものを持ったときに、骨盤の前傾がさらにきつくなり腰を痛めます。

 

わかりやすくする為に、骨盤の「前傾する筋」と「後傾する筋」の二つに分けましたが、

前傾に働くどの筋が過緊張を起こしているか?

どの筋肉が弱くなっているか?

を判断し、トレーニングメニューを組んだり治療をしていきます。

 

骨盤の傾き具合は自分では分かりづらいです。

傾きが正常でも力がかかったときに過度に傾いている場合もあります。

運動しているのに腰に痛みがでる。

立っているだけで腰が痛くなる。

という方は是非、ご相談ください。

 

 

 

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2023.01.23

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