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首の痛み

80代 男性

2週間ほど前から首の痛みがあり、

日によって強く痛む日もあれば、弱い日もあるとの事

昨日、特に痛みが強くなったので来院されました。

頚部の伸展(上を向く動作)、左回旋(左を向く動作)で右側の首に痛みがでています。

本を読む事が多く、年賀状を書く事が続いたそうです。

 

高齢ということもあり、先日ブログにあげた背骨の歪みがありました。

胸椎部は後弯が強く、頚部の前弯はなくなっておりストレートネックと呼ばれる姿勢になっています。

 

施術は方法は

痛みが出ている筋肉を特定していきます。

上を向く動作で、首の付け根

左に向く動作で、肩甲骨の内側に痛みが出るので

触診をした結果、肩甲挙筋と後頭下筋と断定できます。

ストレートネックで痛みが出る事が多い筋肉です。

肩甲挙筋の作用と役割(起始停止・神経支配・筋トレメニューなどを徹底解剖)

 

Vol.10 頭を支える後頭下筋群 - 教えて!永木先生

まずは、肩甲挙筋と後頭下筋の緊張を取る為に

小胸筋、前鋸筋をほぐしてストレッチをしていきます。

そうすることで、肩甲骨が内側に寄せやすくなるので、

肩甲挙筋の起始と停止が近づき、不良姿勢により筋肉が引き延ばされるという事が解消出来ます。

次に後頭下筋をほぐしながら、首のストレッチと牽引を行ないます。

 

鍼もご希望だったので、天柱、肩外兪、頸椎の肩甲挙筋付着部に鍼を行ないました。

治療後は、身体がスッキリしたと言われましたが、

日々の不良姿勢を取る事が必要です。

後頭下筋の緊張を緩める顎を引く運動と

 

タオルを使って肩を回すストレッチをやってもらいます。

 

 

 

日常的な不良姿勢からくる痛みは、痛みを取るだけでは必ず再発します。

高齢になってくると、骨そのものが変形するので、

歪みを完全に取る事は難しい場合もありますが、

動かせる所をしっかりと運動していけば、症状は改善していきます。

 

痛みが何度も再発してお困りの方は是非ご相談ください。

姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。


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2022.12.19

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