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食いしばりを治す方法

朝起きた時に顎が痛い、夕方になってくると顎が疲れている・・・

そんな症状の方は歯ぎしりや歯のくいしばりが原因かもしれません。

 

口を開けるとカクカク音がしたり、

食べるときに耳の付け根やこめかみが痛くなったり、

口を大きく開けると痛むということはないでしょうか?

この症状がひどくなると、顎関節症や食いしばりと呼ばれるようになります。

 

なぜ、食いしばりをしてしまうのかというと、

歯並びやかみ合わせの問題以外ではストレスが原因となっていることが多いです。

ストレスを感じると無意識に歯のくいしばりや歯ぎしりをして、

口を閉じ、鼻呼吸を促します。

深い呼吸が出来るようにして副交感神経を優位にすると、体がリラックスモードになります。

また、眠りが浅いと筋肉の動きが抑制されず、歯ぎしりが起りやすくなります。

 

 

 

食いしばりをして鼻呼吸を促して体をリラックスさせようとしますが、

食いしばりをすることで筋肉が緊張し、頭痛、肩こりがひどくなり

リラックス出来ずにさらに食いしばるという悪循環になってしまいます。

 

食いしばる時に働く筋肉は、側頭筋、咬筋が主に働き

歯ぎしりはそれにプラスして外側翼突筋、内側翼突筋が働きます。

側頭筋と咬筋は上の歯と下の歯をかみ合わせる筋肉で

外側翼突筋と内側翼突筋は顎を横に動かして上と下の歯ですりつぶす働きがあります。

また外側翼突筋は顎を押し出して開口させる働きもあります。

また、口周りの筋肉が緊張すると、ほうれい線が目立ちやすくなり、

顔がたるんできたと感じやすくなります。

 

歯並びや噛み合わせが原因の場合を除き、

意識的に歯があたらないように気をつけたり、

ストレスや肩こりが原因の場合はリラックスすることで体の力を抜くことが必要です。

 

食いしばりにオススメの対処法は

1.口を大きく開ける。

口をあくびをする時みたいに大きく開ける事で、

側頭筋、咬筋、内側翼突筋が伸ばされて外側翼突筋は収縮します。

筋肉にとって1番良いのは、収縮と弛緩を繰り返す事です。

普段、食いしばりが癖になっている方は、筋肉に弛緩が出来ていない状態なので

あえて口を開ける動作をすることで筋肉を緩める事ができます。

注意点は顎の関節が浅い方や顎が外れた事がある方は、

口を大きく開けすぎると痛みになるので気をつけながらやってみてください。

 

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2.深呼吸をする

日中、顎に力が入っていると感じたら力を抜いて深呼吸しましょう。

深呼吸をすると副交感神経が働いて身体はリラックスモードになります。

緊張して歯を食いしばるという悪循環を抑える事ができます。

深呼吸」していますか?深呼吸の方法や基本|リハビリテーション通信

 

それでも中々痛みや顎の疲れが取れない方は、鍼治療がお勧めです。

顔に鍼と聞くと少し緊張するかもしれませんが、

鍼を抜いたときのスッキリほぐれた感じをぜひ体験して楽になるのを実感していただけたらと思います。

 

食いしばりを良くしていて肩こりや頭痛がある方は是非ご相談ください。

姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。


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2024.01.23

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