花粉症に効くツボ

花粉症に効くツボ

寒さも大分落ち着いてきました。

気温が高くなってくる春になると気になってくるのが花粉症の症状だと思います。

ムズムズする鼻、

かゆくてたまらない目元、

止まらない鼻水にお困りの方も多いと思います。

そこで、花粉症の症状に効く3つのツボをお伝えします。

• 鼻炎には　「合谷」ごうこく

この合谷は万能のツボと言われており、

鼻炎症状を改善するだけでなく、

目の疲れなど首から上の不快な症状に用いられます。

場所は、手の甲側、親指と人差し指の間のくぼみの部分です。

反対側の親指を使って人差し指側に向かって押すと良いでしょう。

• 鼻づまりには「迎香」げいこう

鼻水や鼻づまりなどの鼻炎症状に効くといわれており、

この場所にお灸をしても鼻づまりが通りやすくなります。

場所は、小鼻のわきのくぼみの部分です。

人差し指でやさしく押しましょう。

• 目の充血やかゆみには「清明」せいめい

目の不調に効くツボで、

花粉症だけでなく目の疲れや眼病にも効くとされているツボです。

場所は、目頭と鼻の間で目頭から2mmくらい鼻に近い場所を、

人差し指か中指を使って鼻の方に向けて押しましょう。

花粉症が辛いときは是非お試しください！

また首の後ろに大椎というツボの周りをシャワーやドライヤーで温めると鼻詰まりを改善できます。

自分で押しても改善しないという方は鍼治療がおすすです。

顔に刺す小さい鍼でツボを刺激することで花粉症の症状を改善していきます。

花粉症の症状というのは、

東洋医学の用語で水毒の状態になっており、

体内に溜まった水分がうまく排出されないためにおこる身体の不調だと言われています。

この状態を水毒といい、

水毒になると代謝や血行が悪くなり体温が下がって免疫力が低下する危険性もあります。

水毒の症状を楽にする為に、

体内の水の巡りを良くする食材である豆類、きゅうり、カボチャ、冬瓜などの瓜類、あおさや昆布、のり、わかめ等の海藻類を良く摂るようにしましょう。

甘い物や脂っこいもの、水分の摂り過ぎには注意して、身体を冷やさないように花粉症の時期を乗り切りましょう。