腰の痛み【腰椎後弯】
30代 女性
夜寝ているときに突然、腰の激痛が出てきたとの事で来院されました。
1ヶ月程前に引っ越しをして荷物を運ぶ事が多く、
腰に鈍痛があったものの日常生活は送れていたのでそのまま過ごされていたそうです。
痛みが出る前日に腰にピキッとくる痛みがあったので
横になって休んで寝たらその夜に激痛となったとの事。
動作痛は前後屈が痛くて動かせない、
椅子から立ち上がる際も何かを持たないと立ち上がれない様子です。
腰痛は後弯しており、左側の筋肉が緊張して硬くなっているのが分かります。
立ち上がる際に下腹部にも痛みがでています。
脚を良く組むそうです。
痛みの原因は、引っ越しによる腰への負担が大きくなった事ですが
腰椎が後弯しているので、腹圧が上がりにくく腰を痛めやすい状態です。
まずは、腰痛の後弯を改善する為に、骨盤の後傾を取っていきます。
太ももの裏側のハムストリングスと
痛みが出ている下腹部の筋肉にアプローチして緊張を取って行きます。
1番痛みが出にくい横向きで治療をしていきます。
ある程度、ハムストリングスと下腹部の力が抜けて来たら
腰の筋肉にアプローチしていきます。
左側の痛みが強く、その部分の筋肉が右と比べてボリュームも多く硬くなっています。
これは、日頃から使い方に左右差があり、左の筋肉(腰方形筋)の方が発達していると考えられます。
痛みが強かったので、翌日もう一度来院いただくと
毎日飲んでいた痛み止めを飲まなくても仕事ができたとの事。
痛みレベルは10から5になったそうです。
日常生活の痛みは、起き上がる時に痛みがあるようでご本人の希望もあり鍼を行ないました。
さらにその5日後に来院いただくと、痛みは5から2になったとのこと。
非常に細身の方で、筋肉量も少なく今後の事も考慮してトレーニングをオススメした所、
ご自身でも気にされていたようなので当院でトレーニングを始める事になりました。
筋肉量を増やすのは、時間がかかりますが
正しい動き方、腰を痛めない動作などはすぐにでも実践して腰の負担を軽くすることができます。
当院では、痛みを取る治療とその人に足りていない、
筋肉や動作学習をパーソナルトレーニングでつけてもらう事で
再発予防と身体能力の向上を目指しています。
痛みを繰り返してお困りの方は、身体の使い方や筋肉量に問題があるかもしれません。
気になる方は、是非ご相談ください。
姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。
院名:ふくもと鍼灸整骨院
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施術内容:鍼灸治療 / 自費治療 / パーソナルトレーニング「ふくトレ」 / 保険治療
2024.11.28