肩こりは鍼治療が効果的！！

何度か肩こりについてはブログでもご紹介してきましたが、

最近はデスクワークや夏の暑さが原因で

室内で過ごす時間が多くなっていないですか？

運動の時間が減ると体中に凝りが生じます。

人間の体は立っているだけでも首、肩、腰に

負担がかかっています。

人間の頭の重さは体重の約１０％～１５％あります。

例えば体重が５０キロの人の場合、頭の重さは

約５㎏もあるんです。

水の入った500mlのペットボトルでは約10本の重さです。

これを首や肩で支えているわけです。

二足歩行の人間にとってこれは宿命なので

受け入れるしかありません。

日本人は欧米人と比べると、頭が大きいわりに

首から肩の骨格や筋肉が少ないために、

肩こりを起こしやすいと言われています。

一言で肩こりといっても、その原因は数十種類もあり、

症状は人さまざまです。

ですがとくに多いのが、

「同じ姿勢」

「眼精疲労」

「運動不足」

「ストレス」で、

肩こりの４大原因とされています。

まず目の疲れというのは肩こりに大敵です。

パソコンやスマホを長時間見続けることは

目にとってはかなりの重労働です。

連続使用が目の筋肉疲労を招くので、1時間に1回は

遠くやパソコン以外の対象物を眺めるか、

目を閉じるのもいいでしょう。

中高年の方は年をとるにつれ動体視力が低下するため、

パソコンのスクロール画面を目で追うと非常に疲れます。

スクロールするときは画面を直視せずに、

少し視線をそらすようにして下さい。

そして日常生活の中で運動を取り入れましょう。

今回は過度な運動ではなく、筋肉を動かすと言うことに

気を付けてみましょう。

運動することで血流を改善する効果があります。

さらに筋肉量が落ちることを防ぎ、体の柔軟性も高めてくれます。

筋肉は血液を送るポンプのような役割をしているので、

運動を継続することで全身の血流を改善し、

日ごろから肩こり起こしにくい身体へと繋がります。

大事なことは運動を継続することです！！

ですが

頑固なコリや痛みがでるようなコリになってしまった場合は、

運動するのも痛みがもとなうので、

治療をする事で症状が早く取る事が出来ます。

肩や首のコリには鍼治療がお勧めです。

特にデスクワークが多い方は

背中が丸くなり、顔は画面に近づく事で、顎が前に突き出します。

その姿勢が続くと・・・

後頭下筋群、

僧帽筋、肩甲挙筋のコリが強くなります。

筋肉やそのコリに繋がるツボに鍼をする事でコリが取れていきます。

また鍼に電気を流す事で筋肉が収縮し筋肉のポンプ作用が働く為、

より効果がでやすくなります。

「天柱（てんちゅう）」、「風池（ふうち）」、「完骨（かんこつ）」

に鍼を打ち、後頭下筋群の緊張を取ります。

また「風池」は眼精疲労の回復に効果があります。

僧帽筋、肩甲挙筋のコリには

「肩井（けんせい）」、「肩外兪（けんがいゆ）」、「天髎（てんりょう）」

を使ってコリを取って行きます。

症状に応じて、その他のツボを使い、

より早く症状が取れるようにツボを選んでいきます。

鍼治療と聞くと、恐怖心が出る方もいらっしゃいますが

電気を流す事で、気持ちいい刺激になります。

辛い肩こりでお悩みの方は是非一度、やってみてください。