股関節の違和感

趣味を持ちながら、健康に気をつけていく!!

というのはとても良い事だと思います。

日常生活では気づかない身体の異変や違和感に気づいて

早めに対処できるからです。

50代　男性

30代後半ぐらいから、老後の事を考えて身体づくりを励まれていたそうです。

スキーとテニスをずっと続けられていて、

数々の怪我を乗り越えながら、

今も競技力の向上と身体づくりに励まれています。

そんな中、股関節の左右の感覚の違い、右股関節のつまる感じを訴えて来院されました。

筋肉の状態を確認していくと、

ご自身でストレッチやマッサージをされている様でとても良い感触の筋肉でした。

ただ、臀部の筋肉と股関節の前面の筋肉。

中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋、腸腰筋に緊張がありました。

この筋肉は、運動を良くされている方はとても硬くなりやすい所で

そのままほっておくと、

股関節の可動域が狭くなったり、膝や腰の痛みにつながっていきます。

股関節の伸展という動作はどんなスポーツにも共通してよく使われる所で

ここを強化すると競技パフォーマンスも上がりやすくなる部分です。

しかし、よく使う部分なのでここが負傷すると一気にパフォーマンスが落ちます。

この方の場合は、左右の感覚の違いが早い段階で分かったので、

怪我につながる前に治療ができました。

筋力や運動パフォーマンスは歳がいっても上がりますが、

回復力、細胞の弾力、柔軟性はどうしても落ちてしまいます。

トレーニングの内容が若い時と同じようなメニューでは怪我のもとになるので

40代後半ぐらいからは身体のケアに重きを置く方が良いでしょう。

マッサージガンや筋膜リリースボールやポール、セルフケアできる物はたくさんありますが、

どこの部分をするべきなのか？

というのは、なかなか自分では気がつかないです。

気づかないままにしておくと、

数週間後、数ヶ月後、数年後に大きく身体に表れる事があります。

そうなる前に、コンディションを整える事が大事です。

当院では、怪我や痛みの治療も行なっていますが、

身体の調子を整えていくメニューもあります。

セルフケアをしても調子が戻らない方や

違和感を感じている方は是非ご相談ください。