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肉離れの治療

前回は肉離れになった時の応急処置の方法についてお話しました。

今回は、当院での治療についてお話します。

肉離れになって、応急処置を自分でした後

そのままほって置くと痛みが長引いたり、

筋肉のパフォーマンスが落ちてしまいます。

肉離れとは、筋肉が切れた状態です。

筋肉は線維状の物なので切れた端っこは丸くなろうとします。

治療をしないと筋肉の切れた端っこが丸くなり

そのままほっておくと、断裂面に陥凹が出来てしまいます。

また、出血がひどくなってしまうと、血が必要以上に断裂面に集まり

それが固まって、瘢痕組織や骨化してしまう場合があります。

そうなると筋肉にしこりのようなものが出来て、

筋収縮を阻害してしまうので、

元の筋肉より筋力が落ちたり、柔軟性が下がるので

再発のリスクも高くなります。

 

では、どのような治療を行っていくかというと

まず、腫れが酷い場合は、15分ほど氷を使ってアイスマッサージを行います。

そして、超音波治療器を使います。

超音波治療器は振動を与えて熱を発生させる温熱治療器ですが、

出力を変えることで、温熱効果を与えずに、

筋細胞を活性化させて筋肉が合成するのを早めます。

さらに圧迫テーピングを行い

必要以上に出血するのを止めると共に

筋肉の断裂面が離れないようにします。

これを受傷後3日前後、繰り返し、

腫れや熱感が引いたら、次は血行をよくして筋肉の再生を促します。

断裂面以外の筋肉の強ばりを取るマッサージや

筋肉が縮こまろうとするのを防ぐストレッチを行っていきます。

筋肉の強ばりが取れてきたら、筋力を元に戻すトレーニングを行います。

筋力が回復して、痛みが取れたら治療は終わりとなります。

症状にもよりますが、

軽度のもので1週間、

腫れがひどいもので2週間から4週間で治ります。

治療をせずに、放置しておくと痛みが長引く場合もありますので

応急処置だけでなく治療が必要です。

お困りの際は、是非、当院にご相談ください。

 

 

 

姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。


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施術内容:鍼灸治療 / 自費治療 / パーソナルトレーニング「ふくトレ」 / 保険治療

2021.09.01

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