子供の肩こり
最近、子供の肩こりで
治療にこられた方が何名かいらっしゃいました。
子供も肩こりするの?
と思われるかもしれませんが、子供でも肩こりはおこります。
そして、現在はyoutubeやゲーム、オンライン授業などで
一昔前よりも目を酷使して、あまり身体を動かす事が少なくなりました。
ですので、子供の肩こりも大人の肩こりも原因は同じです。
子供の場合は、回復力が早いので大人よりもなりにくいですが
その分、疲れを感じにくく、
ゲームやテレビに集中して時間がたっているのも忘れてしまうので、
姿勢が崩れやすく、肩こりになってしまいます。
肩こりが原因で、集中力が落ちて勉強が出来なかったり
睡眠時間がとても長くなったり、短くなったりすることもあります。
治療はどのように行っていくかというと
まず、側弯といって背骨が横方向に歪んでいないかチェックします。
これは、姿勢が悪くて起こる事もあれば、
生まれ持っている場合もあります。
重度の場合は、学校での健康診断で判明することもあります。
横方向の歪みのチェックをしたら
次は前後方向の歪みをチェックします。
主にこの前後方向の歪みが原因で肩こりは起こります。
歪みのパターンは大きく分けて二つ。
①胸椎部の湾曲がきつくなっている
胸椎というのは肋骨がついている部分で、
肩甲骨の間から少し下まである12個の骨です。
この部分は後弯といって少し丸くなっているのが特徴ですが
姿勢が悪いことで、この湾曲がひどくなっている状態です。
この場合は、肩、腕が身体の重心より前方へ移動する事になるので
肩に負担がかかり肩こりにつながります。
イスに浅く腰掛けて、背もたれに体重を乗せるとこのような姿勢になりやすいです。
②ストレートネックになっている
ストレートネックとは名前の通り首の骨が真っ直ぐになっている状態の事です。
真っ直ぐになると聞くと良いように思いがちですが、
首の骨は本来前弯といって弓のように反る形になっています。
この湾曲している部分が真っ直ぐになり、斜め前方に頭が乗るようになります。
こうなると、頭の位置が重心より前になってしまうので、
首の筋肉に負担がかかり肩こりにつながります。
パソコンやテレビの画面から顔が近かったり、
スマホやタブレットを見ることが多いとこのようになります。
それぞれ、湾曲のきつい部分を調整したり、
湾曲を作れるように背骨を調整し、
肩甲骨や骨盤の位置や動きも良くしていきます。
子供の場合は、筋肉も柔らかく癖がついていても、
その期間が短いため比較的早く症状は取れていきます。
症状がとれても、日常が変わらなければ
またすぐに症状が出てしまうので
セルフケアとしてストレッチポールを使ったストレッチをお伝えしています。
最近、子供が首をよく動かす
目をよくこする、姿勢が悪くなっている、
そんな時は肩こりが出始めているかもしれません。
悪い癖が大人になるまで続いてしまうと
将来、頭痛や肩こりがひどくなるかもしれません。
また受験勉強で座っている時間がながくなると
集中力も落ちてきてしまいます。
そんな場合はぜひ一度ご相談ください。
1回~5回ぐらいの治療で症状が取れる事が多いです。
姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。
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施術内容:鍼灸治療 / 自費治療 / パーソナルトレーニング「ふくトレ」 / 保険治療
2022.03.04