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吸い玉の効果

本日は吸い玉について!!

吸い玉をすると、皮膚に赤黒い色をした、カップの痕が現れます。

 

一見痛そうにも見える痕ですが、これは皮膚表面の近くにできた内出血なんです。

最近では、スポーツ中継の時に、この痕がある選手が映ることもありますね。

 

吸い玉をすると、皮膚が赤くなっているのは、体の自然な反応なのです。

では、なぜそのような反応が現れるのか、ご説明します。

皮膚には、毛細血管が張り巡らされており

その血管が収縮したり拡張したりすることで体温を維持したり、

筋肉に流れる血液量を調整します

この皮膚に、カップを吸いつけ、毛細血管を一時的に遮断します。

血管を遮断すると言うと身体に悪いような気がしますが、

皮膚表面の毛細血管を止めたぐらいでは、

全身の血液は止まらないのでご安心ください。

毛細血管を一時的に遮断した後、

カップを外していくと一気に血液の流れはよくなります。

水を出しているホースを踏んでしばらく止めた後に勢いよく流れるのと同じ理屈です。

血流がよくなるので、筋肉のコリや痛みの物質を流して疲労を取りやすくします。

また、一時的に毛細血管を遮断しているので

その周りの細胞は酸素や栄養素をほしがっています。

その状態で一気に血液が流れるようになるので、

乾いたスポンジのように細胞が酸素や栄養素を取るので細胞が活性化します。

 

 

では、吸い玉の効果としては、どんなものが期待できるのでしょうか。

・慢性的な疲れ

・頑固なこり

・冷え性

・代謝アップ

・自律神経の調整

・不眠の改善

など、さまざまな症状に対して、効果が期待できます。

 

吸い玉を経験したことがない方は、この色素反応に少し抵抗があるかもしれません。

ですが、大体4日から7日程度で自然に消えていきます。

それに、この反応を出すことが、治療にもなっているのです。

始めは濃い反応が出ますが、

何度も吸い玉を繰り返すと、

健康な体になり、自然に薄いピンク色になっていきます。

 

吸い玉をした時の、色素反応で、そこが健康かどうか判断できます。

東洋医学には瘀血(おけつ)という考え方があり、

色素反応が出るところには、この瘀血があると考えます。

瘀血というのは、体の一部に血液がとどまっている状態のことを言います。

固まった異常血液という意味で、東洋医学では、

この瘀血があらゆる病気の原因と考えています。

 

ですので、瘀血を常につくらないようにする。

そしてまた、できてしまった瘀血は、速やかに解消することが、健康へとつながります。

 

最近身体が気だるい、

寝付きが悪い、

疲れがなかなか取れないという方は是非一度、お試しください。

ただ、吸い玉は皮膚表面の血管にアプローチをするので、

コリが強い方や歪みがきつい方は矯正の治療を併用する事をオススメします。

 

 

 

姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。


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2021.07.02

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