体重の測るタイミング

皆さんは体重を測っていて、同じ日なのに体重が違うという経験はないですか？

実は朝と夜で、１㎏くらい体重の変化があります。

朝は体重が最も軽い状態で、夜は最も重い状態になります。

なぜ、朝が1番軽くなるのかというと、

・食事を摂ってないので胃の中が空っぽになっている

・トイレに行って排泄している分軽くなる

・寝ている間に汗として水分が抜けている

・寝ている間も体のエネルギーが消費されている

といった理由があります。

そういう理由があるので体重を測る時間をバラバラにすると、正確な体重の変化がわかりにくくなります。

体重を測るなら寝る前と起床後に測るのが良いでしょう。

1日で体重の変化があるので、どれぐらい変化したのかが分かるからです。

例えば、夜より朝の方が重くなっていれば代謝が悪くなっている場合もあります。

寝る前と起きた時の体重差が多い時は、寝ている間に水分不足になっているかもしれません。

その場合は、寝る前に水分をとるように心がけてください。

また、トレーニングで筋肉を増やしたい方は寝ている間もアミノ酸が吸収されるので

就寝前にプロテインやタンパク質の多い物を摂取すると良いでしょう。

体重差に関係することになるのですが、

女性の場合はホルモンバランスによっても体重変化が大きくなります。

月経前になると、体重が増えて終われば体重が元に戻るという経験があるのではないでしょうか？

排卵後～月経までの間で2～3㎏増える方もいらっしゃいます。

この時期は黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響で、

心も体も不安定になりやすく、

食欲のコントロールがしにくくなり体に水分を溜め込みやすくなるので、むくみやすく体重が増えやすくなります。

反対に、月経終了後～排卵までは、卵胞ホルモン(エストロゲン)の影響で、心と体が安定し代謝が活発になります。

むくみがとれて気持ちも前向きになるためダイエットにもむいている期間だといえます。

体重の変化をしっかり見極めることで、ダイエットの手助けにできます。

体重計に乗るときはだいたい同じ時間、1日ごとの結果ではなく1週間の平均値で増減を確認できると良いです。

女性の場合は、ホルモンバランスに合わせて、

月経終了後～排卵までのダイエットゴールデンタイムを逃さないように十分活用できるようにしていきましょう。