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アキレス腱の辺りの痛み

60代 男性

ウルトラマラソン(100km)に出場し、

数日間休んで再び練習を再開したらアキレス腱に痛みがでて走れなくなったとの事で来院されました。

患部を診てみると、腫れや圧痛は無くアキレス腱では無く、

内くるぶしとアキレス腱の間の部分の痛みでした。

階段を上り降りするときでも痛みが出るようです。

この部分は後脛骨筋、長母指屈筋、長指屈筋が走行しています。

判別していくと1番圧痛が強く出るのは長母指屈筋腱でした。

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100kmも走られている時に、それぞれの筋肉の滑走により炎症が起こっていると考えられます。

痛みは長母指屈筋腱に出てますが、アキレス腱を含めた脚の筋肉全てに張りがあるといって良いでしょう。

筋肉の滑走性を高める為に、

下腿三頭筋、長母指屈筋、後脛骨筋、長指屈筋のリラクセーション(緊張を緩める)を行なっていきます。

回復を早くする為に、鍼治療も希望されたので鍼もうっていきます。

脚は筋肉が何層にもなっているので、深部の筋肉は鍼で直接アプローチできるので

疲労を早く取る事ができます。

 

表層から腓腹筋、ヒラメ筋、長母指屈筋、長指屈筋、後脛骨筋となっているので

鍼の刺す深さ、向きを変えながら刺激していきます。

治療後は鍼治療による鈍痛が少し残りましたが翌日は痛みは少し出るものの走れるようになったそうです。

ただ、100km走られた後は(走れる人はあまりいないですが・・・笑)

1週間は走るのを控えた方が良いでしょう。

 

これからマラソン大会が増えていきますね。

月に1回~2回フルマラソンを走られる方もいらっしゃいます。

そんな方は出来るだけ早く回復して、次の大会に向けて練習したいですよね?

疲労が溜まったままになると怪我の元です。

鍼は疲労を取っていくのにとても有効です。

コンディションを整えたい方はぜひご連絡ください。

 

 

 

姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。


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2024.11.18

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