ブログ

肩こり腰痛のはり治療

前回のブログでは、鍼の目的と効果をお伝えしました。

今回は、具体的にどのような症状の場合は、

どういう治療をするかを伝えていきたいと思います。

 

もちろん、ご紹介する症状が同じでも、

身体の反応や筋肉の状態が違う場合は、

まったく別の治療内容になることもあります。

それをふまえて参考にしてください。

 

まずご紹介するのは、

肩こりです。

特にデスクワークが多い方や、スマホ、ゲームなどで目の疲れがある方に行う治療です。

使うツボは

肩井、天柱、風池

頭痛に効くツボ!! | 東洋医療専門学校(大阪)

風池は目の疲れを取るのに効果があり、

天柱はデスクワークなどで疲れやすい後頭下筋の緊張を取ります。

肩井は、僧帽筋の上部線維の筋膨(筋肉の一番膨らんでるところ)で

凝りが出やすい部分です。

また、猫背や背中に張り感がある方は、

肝兪、脾兪といった背部のツボにも鍼をしていきます。

 

 

腰痛

腰痛といっても、慢性的な腰痛からぎっくり腰などの痛みが強いものまであるので

治療ポイントは症状によって全然違います。

その中で、よく使うツボを紹介していきます。

腎兪

名前の通り腎臓に関係のあるツボです。

腰椎の2番と3番の間の外側にとります。

くびれのある高さの背骨の外側。

東洋医学の概念では、

腎は生殖、成長、発育に関与しており生命力を蓄える場所とされます。

歳がいって、腰が曲がってきたり、

腰の痛みが出てくるのは腎の力が低下したという事になります。

その腎の生命力を補うツボがこの腎兪です。

 

 

太谿(たいけい)

内くるぶしとアキレス腱の間にとります。

これも腎に関係するツボです。

腎経のツボで原穴といわれるツボです。

腎兪と同時に治療することで、より腎の気を補うことができます。

 

大腸兪

名前の通り大腸のツボですが、腰にあります。

腰椎の4番と5番の間の外側

便秘からくる腰痛や、

椎間板ヘルニアからくる腰痛に効果があります。

椎間板ヘルニアは腰椎4番と5番の間から飛び出すことが多く

その場合は、この大腸兪を治療する事で、症状が治まることがあります。

 

関元兪

腰椎5番と仙骨の間の外側にとります。

関元というのツボが腹部にあり、その関元と関わりが深いツボです。

生理痛からくる腰痛やお腹が冷えて痛む場合に効果的です。

 

今回ご紹介したツボはあくまでも一例です。

ぎっくり腰や動作痛の激しい痛みの場合は、

手や足のツボに打つときもあります。

はり治療ってどの部分に鍼をするのか心配な方は参考にしてください。

 

 

 

 

姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。


院名:ふくもと鍼灸整骨院

住所:〒670-0028 兵庫県姫路市岩端町95 城西ハイツ1F

TEL/FAX:079-297-7677

営業時間 :【予約優先制】月~金曜日 / 9:00~13:00、15:00~20:00 土曜日 / 9:00~13:00 定休日:日曜日・祝日

施術内容:鍼灸治療 / 自費治療 / パーソナルトレーニング「ふくトレ」 / 保険治療

2021.10.11

page top