熱中症を予防する水分補給の仕方
暑い季節がやってきました。
年間を通してこの5月が一番熱中症になる方が多いそうです。
この時期に熱中症が多くなるのは、、、
・暑さに身体が慣れていないから。
少しの日焼けでも倦怠感が強く出たり、体力消耗します。
日焼けをしてしまったら肌の手入れだけでなく体力も回復させましょう
・朝と夜は涼しいので、水分補給を忘れがち。
汗をかいて水分を失っても夕方涼しくなると水分をとるのを忘れてしまう。
それが数日続いてしまうといつの間にか脱水状態に・・・
・暑いとはいえ、動きやすい気温なのでついつい動きすぎて身体に熱がこもってしまう。
気持ちの良いぐらいの暑さで、日が照っている間に布団を干したり、洗濯、掃除、衣替え・・・
また、行楽日和で気持ちがいいので運動をやり過ぎて熱がこもる・・・
というのが原因だと考えます。
この時期の熱中症で一番大事なのが水分補給です。
7月~8月の40℃を超える事はないので、体温調節は汗で出来ます。
40℃を超える場合は汗がでても体温より気温が高くなると
体温が下がらず涼しいところにいかないと熱中症になります。
逆にいうと体温より気温が低ければ、
汗が蒸発するときに体温を下げてくれるので熱中症を防げます。
大事なのは汗による脱水を防ぐ事です。
前置きが長くなりましたが、
一概に水分といっても何を補給するのが一番良いかをご紹介します。
汗をかいたときはスポーツドリンクが良いと思う方も多いのではないでしょうか?
実はスポーツドリンクには2種類あります。
アイソトニック飲料とハイポトニック飲料に分けられます。
アイソトニックというのは等張液という意味で、体液の濃度と同じように作られています。
ハイポトニックとは低張液という意味で、体液より薄い濃度で作られています。
では、なぜ濃度の違うスポーツドリンクがあるかというと
運動中はエネルギーが使われるので体液の糖分が減少している状態です。
さらに汗をかいているので、エネルギー源である糖質と塩分が失われ通常の体液よりも塩分と糖分が低くなります。
こんな時にアイソトニック飲料を飲んでいると体液よりも濃い水分をとることになるので、
吸収が悪くなり、喉の渇きが増すことがあります。
運動している、していないに関わらず汗をかいて水分を失っている場合には、
ハイポトニック飲料を飲むのが良いでしょう。
運動前や運動後の糖質を補う場合はアイソトニック飲料の方が好ましいです。
では、ここで二つの飲料はどのような物があるのかご紹介します。
アイソトニック飲料
一般的に売っているスポーツドリンクです。
コンビニやスーパーでよく見かけるのがアイソトニック飲料です。
ハイポトニック飲料
薬局やスポーツ用品店で売っているのがハイポトニック飲料です。
塩分が大量に失われたときは、
OSー1やアクアソリタがハイポトニック飲料より少し塩分高めに作られているので有効です。
喉の渇きが来る前に適切な飲み物で脱水を防ぎましょう!!
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2023.05.19