歯ぎしり、顎の痛み
女性の方からよくご相談いただく一つとして
顎の痛みについてお話していきます。
日常で、つい気づいたら顎に力が入って顎が疲れたり、痛みが出てくる。
寝ている時に、歯ぎしりをしていて、朝起きると顎が痛い。
といったご相談が多いです。
歯をついつい噛みしめてしまうというのは、癖であったり
歯並びや歯のかみ合わせが問題です。
癖の場合は、自分で気をつける事で徐々に治っていきますが
歯並びや歯のかみ合わせの場合は歯医者さんに相談するのが良いでしょう。
ただ歯並びを調整してもマウスピースをつけても顎に痛みがでる
という方は少なからずいらっしゃいます。
当院では、そのような方に鍼治療をお勧めしています。
食事をして咀嚼する時に使われる筋肉は
咬筋
側頭筋
外側翼突筋
内側翼突筋
の4つあります。
歯を噛む動作は
咬筋
側頭筋
内側翼突筋
口を開ける、顎を前に出す(しゃくれる)動作は
外側翼突筋
が働きます。
咬筋や側頭筋は身体の表面にある筋肉なので、
ご自身でマッサージするだけでも緊張はほぐれます。
しかし、内側、外側翼突筋は骨の内側にあるのでマッサージでほぐすのは不可能です。
そして、歯ぎしりはこの内側、外側翼突筋が交互に働く事で顎を左右に動かします。
この二つの筋肉の緊張を取らない限り、顎の疲れは取れません。
骨の隙間に鍼を通し、この二つの筋肉にアプローチできます。
使用するツボは
太陽穴
下関穴
側頭筋は頭の側頭から頬骨の間を通って顎の骨につきます。
太陽穴から鍼を刺して頬骨の間を通し側頭筋の緊張を取って行きます。
また下関穴から鍼を刺して内側、外側翼突筋を狙って行きます。
ただ鍼を刺すだけでなく、
電気を通すことで緊張した咀嚼筋がほぐれて顎回りの疲れや痛みを取り除いていきます。
歯を噛みしめると、頭痛や肩こりにもなります。
歯の治療中でも並行して行えますので、お困りの方は是非ご相談ください。
姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。
院名:ふくもと鍼灸整骨院
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施術内容:鍼灸治療 / 自費治療 / パーソナルトレーニング「ふくトレ」 / 保険治療
2021.06.23