巻き肩改善方法
前回は「ストレートネック」についてご紹介しましたが、
今回は「巻き肩」について書いていきたいと思います。
巻き肩とは、肩甲骨が外側に拡がり肩が前に出ている状態をいいます。
胸椎の後弯が強くなった円背、
胸腰椎が後弯した猫背、
と合併して起ります。
巻き肩は、肋骨と肩甲骨を繋ぐ小胸筋、前鋸筋が緊張し、
(小胸筋)
(前鋸筋)
肩甲骨を内側に引き寄せる菱形筋の筋力低下、
背骨を立てる脊柱起立筋の深層部の筋力低下、
胸椎の伸展可動域の低下、
が原因です。
治療では、まず小胸筋の緊張をとり、
ISTマッスルと呼ばれる、肋骨と肩甲骨についている筋肉の緊張と取り
肩甲骨の可動域を広げて行きます。
続いて、胸腰椎(背骨の腰と背中部分)の伸展可動域を広げます。
筋肉の緊張がほぐれて、関節が動きやすくなった段階で、
背中のトレーニングを行ない、肩甲骨が外側にいかないように身体づくりをしていきます。
自宅で行なう予防法としては、
両腕を広くバスタオルを持って、肘が曲がらないように頭の上から腰の方に回していきます。
これで硬くなった小胸筋や前鋸筋はストレッチされます。
次に、背中の筋肉を鍛える方法として、
うつむせになり、両手を上に伸ばします。
その状態から少しだけ(数センチ)上半身を床から浮かします。
この時に脚が上がらないようにして、背中の筋肉が働いていることを意識しましょう。
腰が痛くなる場合は、お腹を凹ませるように力を入れると良いでしょう。
もし、それでも改善しなければ、ご相談ください。
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2022.12.12