体温が低い原因は？！

もうすぐ梅雨明けしそうな今日この頃ですが、

暑さがだいぶ堪えるようになりましたね。

暑いからと言ってガンガン、エアコンをかけて

設定温度も下げていませんか？

冷えと言えば冬のイメージですが、最近は真夏でさえも

冷えを訴える方は多いです。

体が冷えることは決していいことではありません。

人間は一定の体温を基に生理機能が活動しています。

だいたいの体温が３６℃です。

その体温を維持しておけば臓器や基礎代謝、粘液力が正常に機能します。

その為、体温を維持する機能が人間には備わっています。

例えば冬に体が寒くてブルブル震える事も

体が冷えすぎることを抑制していますし、

体温が高くなりそうな暑い時は、

汗をかいて体温を下げようと体内の熱を外に出しています。

人間は無意識のうちに自ら体温を調整しているぐらい、

一定の体温を保つことは重要なことです。

今のご時世、毎朝健康チェックで体温を測る機会が多くなりましたよね？！

私の子供も学校に行く前に必ず体温を測ります。

その体温は５０年ほど前までの平均は３６．８９℃でしたが、

最近は３６．２℃まで下がっています。

原因としては、食生活や住んでいる環境、生活習慣、筋力の低下です。

ある意味現代病と言えるこの体温の低下ですが、

体温が1℃下がると、免疫力が30％低下すると言われています。

さらに臓器の働きも低下したり、血行が悪くなったり、

基礎代謝が低下するなどの問題が発生します。

これだけ問題があるとするとしっかり体温を下げないよう

努力をしておく必要があります。

しかし、夏にはやっぱり冷たい飲み物が飲みたくなりますし、

クーラーにあたって涼みたくなりますよね。

それがすべてダメということではなくなるべく

長時間続けないようにしようということです。

そして体温を上げることに繋がるのは筋肉量を増やすことです。

当院でトレーニングをされている方も

体温（平熱）が0.8度上がった方もいらっしゃいます。

筋肉量はすぐに増えず体温も上げる事は1年ぐらいかかりますが

体温（平熱）が35度台の方はトレーニングをする事で

体温が上がる可能性が高いです。

筋肉量が増えると、体の冷えが解消されることは間違いありません。

さらに汗をかくことで気持ちがリフレッシュするので

暑い夏に夏バテなんてことが起こりません！

そして筋トレをして汗をかくと熱中症予防にもなります。

これからのこの時期だからこそ筋トレをして、健康な体を

手に入れましょう！

どうしても筋トレに抵抗がある人は、歩く、走るでもいいと思います。

まずは体を動かすことから始めてみるのもいいですね。