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転倒による骨折、早く治す方法

当院に定期的に通っていただいている患者様。

膝の痛みと腰の痛みを治療中で

筋力をつける為にパーソナルトレーニングも受けていただいていましたが、

ご連絡があり、自宅で転倒してしまったとの事・・・

その際に手を付いたようで手の骨を骨折してしまったようです。

残念ながら、骨折の治療はギプス固定やレントゲンでの検査が必要なので病院でおこなう事になります。

はじめよう!転倒予防② ~あなたの転倒リスク(危険性)をチェックしてみよう~ - お知らせ

 

転倒して、手の骨を骨折してしまう事は少なくありません。

1番多いのがコーレス骨折と呼ばれる手首の骨折です。

転倒したときに、手を付くと手首の背側に力がかかり、

その衝撃に骨が耐えきれない場合に骨折となります。

しっかりと整復(骨のずれを治す)すれば、4~5週で骨はくっつきますが、

高齢で骨密度が低い場合は、骨折部の治りが悪く固定期間が長くなってしまいます。

そして、固定期間が長くなると、

指、肘、肩を動かす事が少なくなるために、筋力低下、関節拘縮を起こしてしまします。

骨折部は固定しつつ、その他の関節は動かす事を積極的にしていく必要があります。

固定は肘から手首まで少なくとも4週は固定するので

一ヶ月は片腕しか使えない状態になります。

片腕しか使えない生活は非常に不便でストレスも溜まりますので

皆様も転倒しないようにお気をつけください。

 

怪我をしてしまったのは、仕方の無い事ですが、日常的に予防する方法はあります。

骨密度を上げる。

筋力をつける。

身体の機能を上げる。

これらは、トレーニングにより、かなえる事ができます。

骨密度を上げるには、骨の長軸方向に圧をかける必要があります。

体重をかけたり、ダンベルなどで負荷を与える事で、骨に圧力がかかり骨密度は増えていきます。

実際、当院のトレーニングにより

8ヶ月で骨密度が腰椎(腰の骨)で5%、大腿(太ももの骨)で4%増えた方もいらっしゃいます。

そして、骨密度をあげるトレーニングをすると筋力も上がっていきます。

体重をかけたり、ダンベルなどの重りを持ってトレーニングする事で

筋肉には強くなろうと進化していくのです。

さらに、身体の機能を上げるには、

ステップ台の昇降をしたり、

歩幅を大きくする、ランジと呼ばれるトレーニングを行なったり、

ジャンプや片足でバランスを取るトレーニングを行なうと

身体能力はあがり、転倒しにくくなります。

 

定期的に、当院でトレーニングされていても

このような不測な事態は起こってしまいます。

しかし、トレーニングをしていれば回復が早かったり、

筋肉量が落ちても元に戻るのが早かったりと良い事もあります。

 

転倒しないのが1番ですが、

転倒しない、また転倒して怪我をしても早く治る身体づくりも大事です。

 

このまま筋力が弱っていくのが、嫌な方はぜひご相談ください。

当院では10代~90代までの幅広い年齢層の方が治療やトレーニングにこられています。

まずはお気軽にご連絡ください。

 

 

姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。


院名:ふくもと鍼灸整骨院

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施術内容:鍼灸治療 / 自費治療 / パーソナルトレーニング「ふくトレ」 / 保険治療

2022.04.11

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