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子供の成長期の筋肉や関節の痛み

最近では学校の部活だけでなく、

習い事でスポーツをやっているお子様も多いと思います。

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特に学校の部活より習い事でやっている場合、

その競技を専門に指導している方ばかりですので、

競技レベルも高く、また練習頻度も長くなるのが特徴です。

ジュニアスポーツのレベルが上がってきているので

それはとても良い事ですが、怪我に対してのケアを行なうのも重要です。

 

最近、来院された10代の野球少年。

学校の部活ではなく、ボーイズリーグのチームに所属しハードな練習をこなしているとの事。

そんな中、2週間ほど前から右太ももの裏側の脚の付け根に痛みがあり、

数日前は痛みが強くて走れなくなったとの事で来院されました。

光が丘スポーツ整骨院-ハムストリング軽度肉離れの患者さん

1年ほど前に肘の痛みで、当院で治療した事がありますが

その時とは見違えるぐらい身長も高くなり、身体も大きくなっていました。

痛みの場所的に肉離れが多い部位なので、

触診や筋力テストをしましたが多少の圧痛はあるものの

肉離れの感じではありません。

反対側の筋肉と比較しても腫れや熱をもっている感じもありません。

ただ、筋肉の緊張が強くとても張っている状態です。

このまま無理をして練習をしていくと、肉離れになる可能性が高いです。

 

成長期には、このような筋肉の張る痛みが出やすいです。

主に太ももやふくらはぎに痛みが出現してきます。

成長期に骨が伸びていくのに対し、

筋肉は自ら骨のように伸びるという性質はありません。

筋肉は骨に付いているので、骨が伸びていくと筋肉は引き延ばされるようになります。

そして、筋肉は使うと緊張して硬くなります。

骨が伸びて筋肉が引き延ばされた状態で、さらに筋肉が疲労し緊張する。

これが成長期の筋肉の痛みの特徴です。

また、痛みは筋肉だけでなく筋肉が付着している骨に痛みがでる方もいます。

 

治療法及び予防法は

筋肉の緊張、張りをできる限り早くとってあげる事です。

そして自分でもストレッチをおこなって、

出来るだけ筋肉が緊張しない状態にする事が大事です。

このような状態になると、

ストレッチをしてもなかなか柔らかくなる感じがせずに諦めて辞めてしまう方が多いです。

成長期は骨が伸びて、筋肉が引き延ばされている状態になっているので、

そこからさらにストレッチをおこなっても、可動域は拡がりにくいです。

前屈や開脚で自分が思うように拡がっていかない・・・

この時期のストレッチの目的は、

開脚の角度を広げたり、長座を深く曲げたりすることでは無く

骨の成長に合わせて、筋肉を伸ばす事なので

ストレッチは無駄では無く、怪我の予防になります。

 

結果がでにく事はなかなか長続きしませんが、

日頃のケアは無駄にはなりません。

しっかり目的を持っておこなうと、疲労の回復も早くなり

競技のパフォーマンスもあがっていきます。

保護者の方は、それをしっかり子供に説明し実行するように指導する事が大切です。

それでも、痛みや張り感がある場合は当院にご相談ください。

 

姫路の鍼灸治療・パーソナルトレーニング、吸い玉治療はふくもと鍼灸整骨院にご相談下さい。


院名:ふくもと鍼灸整骨院

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施術内容:鍼灸治療 / 自費治療 / パーソナルトレーニング「ふくトレ」 / 保険治療

2022.06.09

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